2025-07-30 13:30:00

ロゴがない場合はどうしたらいいですか?

結論からお答えすると「作った方が良い」です。

但し、ロゴは、ビジネスにおけるデザインの中で、最も重要な役割を担うため、適当に格安で作ろうとすると必ず後悔することになるので注意が必要です。

格安のロゴの何がいけないのか

そもそもロゴは何のために必要だと思いますか?

ロゴとはそのビジネスや事業、企業またはそれらの意思・理念を表現するデザインです。
一般的なロゴ(特に大手のロゴ)には、必ずと言っていいほど、考え抜かれた意味を持ったロゴになっています。

本来、ロゴを制作する場合は

  • 企業・事業の内容
  • 理念・方針
  • 与えるべき印象
  • その他関連する情報

などを踏まえながら、コレが最適であるというデザインを形や色で表現するのです。
そのため、ロゴのデザインはWebやカタログのデザインよりも労力を消費する場合があり、本来はどうしてもコストがかかりやすいものなのです。

しかしロゴの重要性を知らない方は「小さいものだから・シンプルなものなんだから安いはず」と思ってしまうため、安さを求めているという実情があります。

作り手側も、それを受けて、ロゴの重要性を理解している制作会社やデザイナーは品質を維持するために価格を下げずに理解のある顧客のみを相手にする一方で、価値のわからなそうな顧客を見つけ、安価で低品質なロゴデザインを売りつけているというのが実情です。

ロゴを安価に方法は基本的には3つしかありません。

テンプレートまたは過去作品または他社の模倣で作る

その企業の理念などを形にするだけの余裕はないので、業種や分かりやすいメッセージだけを汲み取って、テンプレートや過去作品・他社作品を模倣することで、制作時間を短縮しコストを下げる手法です。こうなると、ロゴに込められた意味は希薄になり、本来のロゴの役割を果たせなくなります。

経験の浅いデザイナーが制作する

経験が浅いデザイナーはそもそもで単価が安いことがあるので、コストを下げることが可能になります。ただ、経験の浅いデザイナーにとっては「練習」みたいな役割になるので、企業は事業の大事なデザインを練習台にされるという事になります。尚且つ、経験も浅いので、デザインとしても品質が保てていない場合もあります。

赤字を前提として作る

経営の経験が少ないフリーランスに多く見られるパターンです。これは納品物としてはアタリもハズレもありますが、結果として良くない可能性が高まります。

経営経験が少ないフリーランスは、自身の単価設定の方法を理解していない事が多く、「周りがこのくらいで価格設定しているから自分も」という安易な発想から設定してしまうため、作った分だけ、苦労だけして、苦しい生活しかできない状況に陥ってしまい、結果的にフリーランスをやめてしまうという事があります。

辞めてしまった場合、例えば、横並びのブランドのロゴを再度制作依頼したい場合に、依頼ができないということになってしまいます。

それなら、まだ良いですが、作っても生活が苦しいので、修正の依頼に対して厳しい反応をしたり、デザインに意見したりすると「安いんだからしょうがない」という自分都合な発言をすることもあります。

とりあえず安く作ると結果的に高くつく

とはいえ、今は予算がない…ということから、とりあえず品質が低くても良いから安くロゴを作っておくと考える方もいらっしゃいます。

但し、そのやり方は、結果的に、大きな費用になってしまうという事をしっかりと理解しておく必要があります。

ロゴは企業・事業のあらゆるドキュメントに利用されます。例えば1年後にロゴを作り替えたとして、どれだけの影響範囲があるでしょうか?

名刺はもちろん、ウェブサイト、提案用のパワーポイント、見積書・請求書、カタログなど、多くのドキュメントにロゴは入っていて、それらを書き換えるのに一体どれだけのコストが必要になると思いますか?

さらに、それまでの1年間は品質の低いロゴで活動しているため、本来は契約できたはずなのに、信頼性が低いと判断されて不成立になってしまっている可能性すらあります。

ロゴは「とりあえず」で作って良いものではないのです。

ロゴはしっかり作る

このように、ロゴはしっかりと作る必要があります。

名刺デザイン.jpでは、これらの課題を解決するために、東京ロゴクリエーションというサービスと連携しております。

東京ロゴクリエーションでは、ロゴデザインの専門チームが、お客様の事業内容や考えをしっかりとヒアリングしたうえでロゴをデザインさせていただきます。

安価なロゴデザインよりは高額になりますが、ご満足いただけるロゴデザインを提供させていただきますので、是非ご検討ください。