2025-09-05 14:17:00

【価格別】名刺デザインの発注先

本記事では、名刺デザインを価格帯ごとに分類し、それぞれの特徴や発注先を整理します。
※両面カラー・地図などの複雑なイラストを含まない前提の価格感です。

無料

発注先・方法
  • 自分で作る
    探すなら:なし

無料で発注することは基本的に不可能。ラクスルなどのテンプレートを利用すれば「それっぽく」作れるが、掲載内容の整理やデザインの最適化が欠けるリスクがある。

ロゴやホームページを発注する際に「名刺デザイン込み」で対応してもらえるケースあり。実質的に無料に近い費用感で依頼できることもある。

3,000~10,000円

発注先・方法

副業的な制作者が多く、一定品質の名刺を得られる確率は感覚的に5%程度。経験の浅いクリエイターが多く、対応の良し悪しに差が大きい。発注側に説明力と目利き力が求められる。

10,000~30,000円

発注先・方法

制作会社で働きながら副業的に受けるケースが多い。
ただし「経験豊富なデザイナーは安売りしない」ため、品質は安定しにくい。クラウドソーシングで探せるが、良い人に当たるのは難しい。

30,000~50,000円

発注先・方法
  • 少しお安めのフリーランスデザイナー
    探すなら:△異業種交流会、クリエイターEXPOなど

この価格帯になるとクラウドソーシングではなく、イベントや交流会で出会えることが多い。
品質は一定レベルに達しているものの、ビジネス理解やコミュニケーション力が弱い場合もある
制作会社と兼業しているデザイナーが多く、直接出会う機会は限られる。

50,000~80,000円

発注先・方法

ディレクターとデザイナーの2名体制で「内容」と「デザイン」の両面を設計。
名刺交換のシーンを踏まえて、渡した相手に適切な印象を与える名刺を制作できる。
制作会社に依頼すると10万円超になることも多いため、品質と価格のバランスが取れたゾーン

80,000~120,000円

発注先・方法
  • 制作会社の制作チーム
    探すなら:検索で制作会社を探す

品質は安定。ただし、安い制作会社を探すと結局「安いなり」になるリスクあり。
この価格帯は、発注先の規模感やブランド力も含めて重視したい方に向いている

まとめ

  • 無料:自作 or 他制作物と抱き合わせ
  • 3,000〜30,000円:クラウドソーシング、副業デザイナー(品質のばらつき大)
  • 30,000〜50,000円:フリーランス(一定品質だが出会いにくい)
  • 50,000〜80,000円:制作チーム体制(品質と価格のバランスが最も良い)
  • 80,000円以上:制作会社(規模・信頼性重視)

名刺は「単なる連絡先」ではなくビジネスの信頼性を左右するツールです。価格だけで判断せず、用途やターゲットに応じて適切な発注先を選ぶことが重要です。