2025-09-07 18:33:00

ショップ向けの名刺とは?

結論

ショップ向けの名刺は、「ショップカードを別途用意するかどうか」、そして**「店舗数が1店舗か複数か」**で大きく内容が変わります。

1店舗経営の場合
  • ショップカードを用意するなら名刺はシンプルでOK。
  • ショップカードを用意しないなら、名刺がショップカードの役割も兼ねるべきです。
複数店舗経営の場合
  • 店舗情報を網羅するのは難しいため、名刺は企業・事業情報を中心に整理するのが妥当です。

1店舗経営の場合の名刺デザイン

ショップカードを用意する場合

ショップカードには通常、以下の情報が含まれます。

  • 店舗名
  • 住所
  • 営業時間
  • 電話番号
  • ホームページURL
  • 地図

名刺と一緒にショップカードを渡せるなら、名刺には最低限の「個人+事業情報」を載せる形で十分です。

表面例
  • 屋号名/店舗名
  • 肩書
  • 氏名
  • メールアドレス
  • 住所(事務所が別の場合)
  • 電話番号(店舗と異なる場合)
  • ホームページURL
裏面例
  • 店舗名
  • 住所
  • 営業時間
  • 電話番号
  • ホームページURL(+QRコード)
  • 簡単な地図

こうすることで、名刺とショップカードを分けつつも、受け取る相手にとって扱いやすい情報設計ができます。

ショップカードを用意しない場合

ショップカードがない場合、名刺自体が「再訪促進のツール」になります。

そのため、名刺に「ショップカード的要素」を盛り込みましょう。

  • 店舗名
  • 住所
  • 営業時間
  • 電話番号
  • ホームページURL(QRコード推奨)
  • 簡単な地図

裏面を活用して店舗情報をまとめるのが定番のパターンです。

複数店舗経営の場合

複数店舗を展開している場合は、全店舗情報を名刺に詰め込むのは現実的ではありません。
そのため、名刺=企業や本部としての営業用に整理し、店舗情報は補足的に扱うのが妥当です。

表面例
  • 会社名
  • 肩書
  • 氏名
  • メールアドレス
  • 本部住所
  • 電話番号
  • ホームページURL
裏面パターン例
  1. 店舗リスト(店舗名+住所のみを簡潔に)
  2. 事業内容や強みの紹介
  3. 英語表記(インバウンド需要がある場合)

また、本部は営業的な名刺店舗はショップカード的な名刺と使い分けるのも有効です。

まとめ

  • ショップ向け名刺は「ショップカードの有無」と「店舗数」に応じて設計が変わる
  • 1店舗ならショップカードを補完するか、名刺にまとめるかを選ぶ
  • 複数店舗なら店舗情報を全部載せず、事業情報を中心に整理する
  • 本部と店舗で役割を分けることで、相手にとって扱いやすい名刺になります