2025-08-15 16:37:00

名刺に使う紙は何がいい?

結論

一般的にはマット紙がお勧めです。

第一印象は名刺交換において非常に大切です。
しかし、紙の種類だけで相手の印象を大きく向上させることは意外と難しいものです。むしろ、デザインや情報の伝え方の方が影響は大きく、紙はあくまで補完的な要素に過ぎません。
そのため、相当なこだわりや明確な狙いがない限りは、安易に標準的な紙以外を選ぶ必要はありません。まずは一般的で扱いやすいマット紙を基準に考えるのがおすすめです。

名刺用紙とその特徴

名刺デザイン.jpでは名刺印刷を印刷サービスのラクスルを利用する事を推奨させていただいております。ラクスルではマット紙に限らず様々な紙を取り扱っております。それぞれの特徴をご紹介します。

マット紙

光沢を抑えた落ち着いた質感。誠実で読みやすい印象を与え、ビジネス全般に適しています。

光沢紙(アートポスト)

表面がつるつるしており、発色が鮮やか。写真やカラーを目立たせたいデザインにおすすめ。

ケント紙(上質紙)

自然な紙質で温かみがあり、ナチュラル志向や親しみやすさを演出できます。

高級紙(ヴァンヌーボ)

独特の手触りと上質感で、ブランド価値を高めたい場合に効果的。

片面強光沢紙(ミラーコート・プラチナ)

片面は高い光沢、裏面は筆記可能。見せたい面だけインパクトを出せます。

片面和風紙(しこくてんれい)

和の風合いがあり、伝統や文化を大切にする業種に好相性。

淡クリーム紙(PHO)

柔らかなクリーム色で、上品さと優しさを演出。

LIMEX(ライメックス)

石灰石を原料とした環境配慮型素材。耐水性も高く、エコ意識を打ち出せます。

特徴的な紙を選ぶ際の注意点

特殊紙や質感の強い紙は、確かに個性的で記憶には残りやすいです。

しかし、特殊な紙を利用すると、名刺入れにしまいにくかったり、厚みがあって邪魔になったり、補完しにくいこともあり、相手の使い勝手を無視してこだわりを主張すると、自己中心的で配慮がない人という印象を与えるリスクがあるので注意が必要です。