2025-09-07 19:09:00

二つ折り名刺のメリットとデメリットとは?

結論

メリット
  • 多くの情報を掲載できる
  • 資料代わりとしての機能も担える
デメリット
  • 情報が多すぎて伝えたいことが埋もれるリスク
  • 制作・印刷コストが高くなりやすい
  • 管理・携帯がしづらい

二つ折り名刺とは

通常の名刺の倍の面積を持ち、表面・裏面・中面を含む仕様の名刺です。

二つ折り名刺

メリット

掲載面積が2倍になる

中面も活用できるため、サービス概要、QRコード、簡易リーフレット的な情報も掲載可能です。

デメリット

情報過多

名刺は名刺交換の機会に渡されるツールです。情報を詰め込みすぎると、相手は「名刺を読む」ことに集中してしまい、自己紹介や会話のきっかけを失ってしまうこともあります。
また、じっくり読まれる機会も稀なため、その場での効果を優先するならQRコードで情報を誘導するほうが効果的です。

コスト高

折り加工があるため、通常の名刺の5~8倍程度のコストになるケースが多いです。また、情報修正があるたびに更新コストも嵩みます。
例えば、ラクスルでは100部の二つ折り名刺(両面カラー)が約3,500円~です
一方で通常の名刺は同条件で約500円~です

管理の手間

名刺管理ソフトでは中面情報を取り込みに対応していないものがほとんどです。その結果、実装した情報が無視されることがあります。
厚みが出るため、名刺ケースや手帳に収納しづらくなる点も見逃せません。

二つ折り名刺の有効な活用方法

情報量だけを目的に利用するのではなく、“開く楽しさ”などギミックとして使うことが有効です。

例えば:

  • 表面に窓抜きを施し、表面から中面の写真が覗くようにする
  • 折る → 開くという動作にワクワク感や驚きを与え、記憶に残るデザインにする

こうした演出を加えることで、単なる情報掲示ツールから「体験型ツール」に昇華させられます。

二つ折り名刺が印刷できるサービス

  • ラクスル:両面カラー、100部で約3,500円~(縦・横可)
  • プリントパック:両面カラー、100部で約2,000円~(横のみ)
  • パプリ:両面カラー、100部で約8,800円~(横のみ)
  • アドプリント:両面カラー、100部で約2,500円~(横のみ)

まとめ

  • 情報量を載せたいなら二つ折りは魅力的ですが、名刺本来の役割を踏まえて慎重に選ぶべきです。
  • 情報として掲載するより、仕掛けとして魅せる工夫に活かすほうが効果的です。
  • 価格/管理性/印象から見ると、「通例の片面・両面名刺」で満足できる機会のほうが多いかもしれません。